久高島の行き方と見どころ|フェリー・レンタサイクル・所要時間

南城市久高島のロマンスロードを通っていると出てくる休憩所

久高島 旅のクイックガイド

アクセス高速船・フェリーで15~25分
移動レンタサイクルがおすすめ
島での所要時間2~3時間

1月とは思えないほど、久高島へ向かう日の沖縄は青空が広がっていた。

安座真港からフェリーに乗り込むと、船の後ろには白い波と泡が大きく広がっていく。
久高島に降り立つと、のどかな空気が島全体に広がっていた。自転車で走ると、大きな木々に囲まれた緑のトンネルが続いていた。まるでジブリの世界の中を走っているような、不思議で心地いい景色だった。

今回は、実際に久高島を訪れた体験をもとに、フェリーでの行き方やレンタサイクルでの回り方、訪れる前に知っておきたいマナーをまとめて紹介する。

久高島とは?|沖縄の「神の島」

久高島は、沖縄本島南部の沖合に位置する小さな離島。
ここは、琉球の創世神話に登場する神様「アマミキヨ」が最初に降り立った場所ともいわれており、沖縄では今も神の島として大切にされている。
島全体が聖地とされていて、独自の神事や豊かな自然が今も残っている。

久高島への行き方・アクセス ・帰り方

安座真港から久高島へ

久高島へは、沖縄県南城市にある安座真港(あざまこう)から、フェリーまたは高速船でアクセスできる。
私たちが訪れた日はフェリー乗り場がかなり混雑していて、出発前にはチケット購入の列もできていたので、出航の30分前には到着しておくと安心だと思う。特に連休や観光シーズンは、少し早めに到着しておくのがおすすめ。

那覇市内から安座真港へのアクセス

那覇市内から安座真港までは、車で約1時間。バスで乗り継ぐことも可能だが、乗り換えもあるため効率よく観光するならレンタカーの利用がおすすめ。
沖縄のレンタカーは混雑期にすぐ埋まってしまうため、旅行の日程が決まったら早めの比較・確保をしてください。
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ちなみに那覇市内から安座真港までは、道路が混雑することもあるため朝は少し早めの行動が安心。私たちはこの時、那覇空港や南部エリアへのアクセスが抜群に良い「豊見城市のキッチン・洗濯機付きアパートメント」を拠点にしていたため、朝もバタバタせずにとてもスムーズに向かうことができた。
▶ あわせて読みたい: [那覇近郊のキッチン付きアパートメント宿泊レビュー]

安座真港の駐車場

安座真港の駐車場は無料だが、収容台数はそれほど多くない印象だったため、余裕を持って向かうのがおすすめ。特に大きな車の場合、混雑時は駐車しづらく感じることもあるかもしれない。
もし満車だった場合は、隣接している「あざまサンサンビーチ」の駐車場(有料500円)を利用することもできる。

行き方

1. 安座真港のチケット売り場で乗船券を購入
(※ 支払いは現金のみ、事前予約不要)

2. フェリーまたは高速船で久高島へ
(所要時間や料金は下の表を参照)

フェリー・高速船の時刻・料金まとめ

久高島行きの船は、1日6便ほど運航していて、時間帯は朝から夕方まであり、日帰り観光も十分可能。

種類所要時間往復料金特徴
高速船約15分1480円早い
フェリー約25分1300円ゆったり

最新の時刻表や運行状況については、久高海運 公式HP をご確認ください。
また、天候による欠航情報などは、久高海運 公式X(旧Twitter)でも確認できます。

往復チケットについて

チケットは往復で購入することが可能。
フェリーの往復券を購入した場合は、帰りの便を高速船へ変更することもでき、その際は差額90円を追加で支払う仕組みだ。
一方、高速船の往復券を購入している場合は、帰りの便をフェリーに変更することも可能。ただし、その場合の差額30円は返金されない。

帰りの便をその日の予定に合わせて選びやすかったのも、久高島を日帰りで訪れやすいと感じた理由のひとつだった。

安座真港にて久高島に向かうフェリー
安座真港から久高島へ向かうフェリーに乗船

久高島での移動手段|レンタサイクルがおすすめ

久高島を観光するなら、レンタサイクルがおすすめ。
島の周囲は約8kmほどなので、自転車でも十分回ることができる。実際に私たちも、電動アシスト自転車をレンタルして島を一周した。

砂利道やデコボコした道もあるため、電動アシスト自転車だとかなり快適だった。
それに、シンプルに走っているだけでも楽しい。少しペダルを踏むだけで、島の中をすーっと進んでいく感覚がとても気持ちよかった。
もし電動アシスト自転車に乗ったことがない人なら、久高島で試してみるのもおすすめ。私たちは2時間レンタルで利用したが、景色を眺めながらのんびり回るには十分な時間だった。

今回レンタルしたのは「久高島さばに」。港から徒歩3分ほどの場所にあり、アクセスもしやすかった。お店のおばちゃん、おじちゃんもフレンドリーで利用しやすい雰囲気だった。

電動アシスト自転車は、2時間利用で1台2,500円。(2026年1月訪問時)

📍 自転車レンタル さばに
・キャッシュレス支払い可能
・事前予約不要

久高島へ行く前に知っておきたいこと

久高島は、一般的な観光地のようにお店や施設が多いわけではない。

トイレや自動販売機などは、港周辺や集落エリアにある。特に、島の北側にあるハビャーン方面にはトイレなどの設備がないため、港周辺で済ませておくのがおすすめ。

また、ゴミ箱は見かけなかったため、飲み物や軽食を持参した場合は持ち帰る前提で考えておきたい。

島内にはパーラーや売店、民宿などもあるが、営業時間が限られている場合もある。のんびり過ごしたい人は、軽食を持ってピクニックのように楽しむのも良さそうだった。

所要時間の目安|半日・日帰りでの回り方

久高島は、それほど大きくないため、半日ほどでも十分に回ることができる。徒歩でも観光は可能だが、島を広く回りたいならレンタサイクルが便利だった。

私たちは約2時間半ほど滞在し、電動アシスト自転車で島を反時計回りに一周しながら、最北端の岬「ハビャーン(カベール岬)」を目指した。もちろん、島はどちら回りでも自由に回ることができる。

ピザ浜と緑のトンネル

まず立ち寄ったのは、集落からすぐの「ピザ浜」。海を眺めながら過ごしたあと、大きな木々に囲まれた緑のトンネルのような道を進んでいく。

イシキ浜の言い伝え

次に見えてきた「イシキ浜」は、ニライカナイから麦や粟など五穀の種が入った壺が流れ着き、そこから農業が始まったという言い伝えが残る場所だ。

一本道の先にあるハビャーン

さらに細い道を進むと、いきなり空気が変わるのが分かる。白い未舗装の一本道の先に広がる岬、「ハビャーン」の海の景色は、本当に印象的だった。

ロマンスロードでひと休み

帰りは、ロマンスロード方面へ。途中、石のベンチでのんびり休憩した。ここでピクニックをするのも気持ちよさそうだった。島内にはパーラーもいくつかあり、軽食を楽しむこともできる。

集落へ戻る途中には、昔ながらの売店や小さな郵便局を見かけた。最後は自転車を返却して、アイスクリームを食べながら帰りのフェリーへ。彼が選んだピーチ味のアイスがとても美味しかったらしく、「ちゃんと桃の味がする!」と嬉しそうに話していたのを覚えている。

私たちは久高島に約2時間半滞在したが、景色を眺めながらゆっくり回っていても、主要スポットを十分楽しむことができた。ただ、軽食を持っていけば、もっと長くのんびり過ごしたくなるような島だった。

久高島最北端・ハビャーンの風景(カベール岬)
久高島最北端・ハビャーンの風景

久高島の宿泊事情|島での滞在について

久高島には、民宿などの宿泊施設がいくつかある。大型ホテルやリゾート施設はなく、島の人々の暮らしにお邪魔するような、あたたかく素朴な雰囲気の宿が中心だ。

宿泊施設「久高島宿泊交流館 」は、2か月前からサイトで予約が可能。
その他の宿は、Googleマップや「久高のシマ時間」公式サイト から探し、直接電話で予約する形が多いようだ。

また、観光地化された離島というより、今も人々の暮らしや信仰が大切に残されている。飲食店や売店の数も多くはないため、ゆっくり島時間を楽しみたい人に向いていると感じた。

久高島の注意点とマナー|立ち入り禁止エリアについて

久高島は、沖縄の中でも特に神聖な場所として大切にされている島。そのため、観光の際にはいくつか注意しておきたいことがある。

・立ち入りが禁止されている御嶽(うたき)や拝所がある。

・海水浴は基本的に禁止されている。浜そのものが信仰対象とされているため。(※メーギ浜のみ遊泳可能)

・石や貝殻、樹木など、自然物の持ち出しは禁止。

訪問前には、「久高のシマ時間」公式サイトに掲載されている注意事項も確認しておきたい。

実際に訪れて感じたこと

特に印象的だったのは、最北端のハビャーンへ向かう道。

白い未舗装の一本道がまっすぐ続いていて、頭上には青空、両脇には深い緑が広がっていく。まるで天国まで続いているような、不思議な感覚になる景色だった。

海だけではなく、島には豊かな緑が広がっていて、集落エリアには静かでのどかな時間が流れていた。

ただ自転車で走っているだけなのに、なぜかずっとその場所にいたくなる。そんな不思議な魅力が、この島にはあった。

南城市久高島のハビャーン(カベール岬)へ続く未舗装の白い一本道

観光地を巡るというより、そこに流れる”島の時間”を過ごしているような感覚だった。
子どものように夢中で自転車を漕ぎながら、冬の沖縄の強い日差しをたっぷり浴びた時間は、何よりの贅沢。
次に訪れるなら、今度は島に泊まりながら、夜の静けさや満天の星空もじっくり眺めてみたい。

まとめ|久高島観光のポイント

・アクセス:安座真港からフェリーまたは高速船で約15~25分。
・移動:レンタサイクルがおすすめ
・所要時間:2~3時間あれば、ハビャーンまで含めた島一周が可能。
・マナー:聖域への立ち入りや自然物の持ち出しは厳禁。
・滞在のヒント:日帰りも十分可能だが、民宿に泊まって静寂を楽しむのも選択肢のひとつ。

久高島で気になっている場所や、行ってみたいスポットはありますか?ぜひコメントで教えてください!

南城市久高島の透明な海水

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