ウズベキスタン旅行完全ガイド|滞在日数・おすすめモデルコース・観光スポット・移動方法まとめ

ウズベキスタンのサマルカンドにあるレギスタン広場

クイックガイド

項目内容
おすすめ滞在日数9〜10日
ベストシーズン春(4〜5月)・秋(9〜11月)
おすすめモデルコースタシケント → ヒヴァ → ブハラ → サマルカンド
都市間移動高速鉄道(アフラシャブ号)・寝台列車・国内線
市内移動Yandex Go
必食グルメプロフ・ラグマン・サムサ・シャシリク
通貨ウズベキスタン・スム(UZS)
水道水飲用不可
治安比較的良好(基本的な防犯対策は必要)

青いモスクやシルクロードの歴史で知られるウズベキスタン。近年は日本から訪れる旅行者も増えていますが、ヨーロッパや東南アジアと比べると、まだ日本語の旅行情報はそれほど多くありません。

「何日あれば回れる?」「どの都市へ行けばいい?」「移動は簡単?」など、初めての旅行では分からないことも多いですよね。

この記事では、実際に12泊13日で4都市を巡った経験をもとに、ウズベキスタン旅行に役立つ基本情報をまとめました。滞在日数やおすすめ都市、観光スポット、移動方法、ローカルフードまで、旅行前に知っておきたいポイントを紹介します。

ウズベキスタンって​どんな​国?​

ウズベキスタンは中央アジアに位置し、かつてシルクロードの重要な中継地として栄えた国です。歴史ある街には、青いタイルで彩られたモスクやマドラサ(神学校)が数多く残されており、美しいイスラム建築を目当てに世界中から旅行者が訪れます。

また、比較的治安が良く、日本人旅行者でも訪れやすい国として人気が高まっています。近年は直行便やツアーも増え、これからさらに注目される旅行先の一つです。

初めて訪れるなら、首都タシケントをはじめ、サマルカンド・ブハラ・ヒヴァの4都市を巡るのがおすすめです。

ブハラのチョルミナル
ブハラのチョル・ミナル。4本のミナレットという意味

ウズベキスタンの​ベストシーズン

ウズベキスタンのベストシーズンは、春(4〜5月)と秋(9〜11月)です。

四季がはっきりしており、春と秋が観光に最も適したシーズンです。日中は過ごしやすい気温で、街歩きや世界遺産巡りを快適に楽しめます。

一方で、夏は40℃近くまで気温が上がる日もあり、冬は氷点下になる地域もあるため、防寒・暑さ対策が必要です。

私は1回目に10月末から11月上旬に訪れました。日中は20℃前後まで気温が上がる日もあり、長袖1枚で快適に過ごせました。一方、朝晩は10℃前後まで冷え込むこともあり、薄手のダウンやフリースなど羽織れる上着があると安心でした。
2回目は7月にサマルカンドへ訪れましたが、30℃越えで酷暑期。早朝や夕方に行動するようにしました。昼間はホテルでゆっくり過ごすのがおすすめです。

月日中の平均最高気温朝晩の平均最低気温観光おすすめ度
1~2月8~10℃-1~1℃★☆☆☆☆(寒い)
3~5月16~29℃5~14℃★★★★★
6~8月34~30℃18〜20℃★☆☆☆☆(暑い)
9~11月16〜30℃3〜13℃★★★★★
12月10℃0℃★☆☆☆☆(寒い)

ウズベキスタン旅行は​何日必要?​

ウズベキスタン旅行が初めてなら、9〜10日間の滞在がおすすめです。

この日数があれば、タシケント・ヒヴァ・ブハラ・サマルカンドの主要4都市を無理なく巡ることができます。高速列車や寝台列車を利用すれば、移動時間を有効活用しながら効率よく観光できます。

私は12泊13日でゆっくり旅をしましたが、観光を中心に回るなら9〜10日でも十分楽しめます。

▶ 詳しい日数別の考え方や旅程は、「ウズベキスタン旅行は​何日必要?​|日数別​おすすめ滞在日数」の記事で紹介しています。

おすすめモデルコース

初めてウズベキスタンを訪れるなら、

A タシケント → B ヒヴァ → C ブハラ → D サマルカンド
この順番で巡るルートがおすすめです。

最初に首都タシケントで街の雰囲気を楽しむ。その後は寝台列車でヒヴァへ移動。ヒヴァからブハラ、サマルカンドへは列車を利用するとスムーズです。最後にタシケントへ戻れば、お土産を購入して帰国することもできます。

▶ 実際に9泊10日で4都市を巡る場合のルートや日ごとの過ごし方は、「ウズベキスタン旅行モデルコース|9泊10日で4都市を巡るおすすめルート」で詳しく紹介しています。

おすすめ都市4選

タシケント

ウズベキスタンの首都であり、多くの旅行者が最初に訪れる街です。近代的な街並みと歴史あるバザールが共存し、地下鉄駅の美しい装飾も人気があります。初めてのウズベキスタン旅行では、街の雰囲気に慣れる場所としてもおすすめです。
▶ 「タシケント観光|短い滞在でも楽しめるおすすめスポットと過ごし方」

サマルカンド

ウズベキスタンと調べて出てくる写真は、おそらくサマルカンドの写真ばかりでしょう。ここは、「青の都」とも呼ばれるウズベキスタンを代表する歴史都市です。レギスタン広場やシャーヒ・ズィンダ廟群など、世界的に有名な建築が集まり、初めて訪れるなら絶対に外せない街といえると思います。
▶ 「サマルカンド観光|おすすめスポット・ホテル・グルメ情報」

ブハラ

シルクロード交易で栄えた歴史都市で、旧市街にはモスクやマドラサ、市場が数多く残っています。街全体が落ち着いた雰囲気で、歴史を感じながらゆっくり散策したい人におすすめです。
▶ 「ブハラ観光|おすすめスポット・ゲストハウス・ローカルグルメ」

ヒヴァ

城壁に囲まれた世界遺産「イチャン・カラ」が最大の見どころです。まるで中世にタイムスリップしたような街並みが広がり、朝夕には幻想的な景色を楽しめます。
▶ 「ヒヴァ観光|おすすめスポット・ゲストハウス・ローカルグルメ」

おすすめ観光スポット

レギスタン広場

サマルカンドを代表する世界遺産で、ウズベキスタン旅行では外せない観光スポットです。3つの美しいメドレセが並ぶ姿は圧巻で、昼間だけでなくライトアップされる夜もおすすめです。

イチャン・カラ

ヒヴァ旧市街全体が世界遺産に登録されており、城壁の中には歴史的な建物が数多く残っています。歩くだけでもシルクロード時代の雰囲気を感じられる場所です。

ヒヴァのクフナ・アルクから眺めるイチャン・カラの姿
クフナ・アルクから眺めるイチャン・カラの姿

カラーン・モスク

ブハラを代表する歴史建築で、カラーン・ミナレットやミル・アラブ・マドラサとともに旧市街のシンボルとなっています。

チョルスー・バザール

タシケント最大級の市場で、新鮮な果物やスパイス、お土産などが並びます。地元の人々の暮らしを感じられる人気スポットです。

シャーヒ・ズィンダ廟群

サマルカンドの青いタイルが美しい霊廟群で、「青の回廊」とも呼ばれる人気スポットです。比較的人が少ない朝の時間帯は、ゆっくり見学や写真撮影を楽しめます。

サマルカンドのシャーヒ・ズィンダ廟群

日本からウズベキスタンへの行き方・アクセス

成田からの直行便(ウズベキスタン航空)

最もラクなのは、成田国際空港~タシケント間を結ぶウズベキスタン航空の直行便です。

所要時間:往路 約9時間 / 復路 約7時間30分

乗り継ぎ便(ソウル・中国経由など)

地方から出発の方、費用を抑えたい、直行便の運行日とスケジュールが合わない、という方は、乗り継ぎ便があります。

所要時間:約12時間~(乗継時間による)

▶タシケント行きの最安値航空券を探す

ウズベキスタン国内移動方法

都市間の移動

移動方法走行区間例ポイント
高速列車(アフラシャブ号)タシケント~サマルカンド
サマルカンド~ブハラ
タシケント~ブハラ
・最も速く快適に都市間を移動できる
・時間を節約したい人におすすめ
・人気のため早めの予約が必要
特急列車(シャルク号)サマルカンド~タシケント~ブハラ・高速列車より時間がかかる
・本数が多く、予約が取りやすい
寝台列車タシケント~ヒヴァ
サマルカンド~ヒヴァ
ブハラ~ヒヴァ
・移動と宿泊を兼ねられる
・ホテル代を節約したい人におすすめ
国内線飛行機タシケント~ウルゲンチ(ヒヴァまで車で約40分)
ブハラ~ウルゲンチ
・ヒヴァ観光へ最も短時間でアクセスできる
・時間が限らている人におすすめ

市内の移動

移動方法利用エリアポイント
配車アプリ「Yandex Go」タシケント、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァ市内・料金が事前に確定する配車アプリ
・料金交渉が不要で旅行者でも利用しやすい
地下鉄タシケント市内・料金が安い
・駅ごとにデザインが異なり、観光スポットとしても人気
ウズベキスタンの高速鉄道のアフラシャブ号の車内
ウズベキスタン鉄道の車内

ウズベキスタンで​食べたい​ローカルフード

プロフ|ウズベキスタンの国民食

ウズベキスタンの国民食で、たっぷりの油とスパイスで炒めたお米に、羊肉や牛肉、人参、玉ねぎ、などを一緒に炊き込んだ料理です。地域によって味付けや具材、お米の炊き加減が異なるので食べ比べるのも楽しいです。旅行中にぜひ一度は食べたい一品です。

ウズベキスタンのブハラのプロフ
ブハラで食べたプロフ。人参、ひよこ豆、レーズン入りで甘めの味付け

ラグマン|まるで日本のうどん?!

手延べ麺を使った麺料理で、日本のうどんを思わせるもちもちした食感が特徴です。トマトベースのスープに肉や野菜がたっぷり入っており、日本人にも食べやすい味でした。

ウズベキスタンのラグマン

サムサ|釜で焼き上げたミートパイ

タンドール窯で焼き上げるウズベキスタン風ミートパイです。外はサクサク、中には肉汁たっぷりの具が詰まっており、軽食にもぴったりです。

シャシリク|炭火焼きジューシーお肉

炭火で香ばしく焼いた串焼き料理です。羊肉や牛肉が定番ですが、挽肉や鶏肉など種類も豊富で、レストランや屋台でも気軽に味わえます。

ウズベキスタンのシャシリク

ウズベキスタン旅行前に知っておきたいこと

現金とカード

都市部のホテルやレストランではクレジットカードが使える場所も増えていますが、市場や個人経営のお店では現金のみの場合もあります。

また、ウズベキスタンでは通貨・スムに加え、一部の宿泊施設などではUSドルでの支払いに対応している場合があります。

タシケントではカードを利用しましたが、私が宿泊したゲストハウスでは、ブハラ・ヒヴァ・サマルカンドともに現金払いでした。また、支払いはウズベキスタン・スムとUSドルの両方が可能でした。

ATM・キャッシング

ATMは主要都市の街中に多く設置されています。
私はRevolutを使って現地通貨を引き出しました。
▶ Revolutについて詳しく見る

しかし、私が利用したATMでは機械の中に十分なスムが入ってないタイミングに遭遇した場合、スムを引き出せないときもありました。

両替

公式の両替所や銀行で両替するのが一般的です。ウズベキスタンでは、日本円からスムへ直接両替できる場所は限られているため、日本であらかじめUSドルを用意しておくと安心です。USドルは現地で広く両替できるほか、一部のホテルや宿泊施設では支払いにも利用できます。

電圧・コンセント

ウズベキスタンのコンセントはCタイプ(丸い2本ピン)が主流です。
日本のAタイプとは形状が異なるため、変換プラグが必須です。

  • プラグ形状:Cタイプ
  • 電圧:220V

バックパック旅行など、「とにかく荷物を軽くて、コンパクトにまとめたい」という方は、重くてかさばるマルチ変換プラグよりも、小さなCタイプ変換プラグを持参するのがおすすめです。

実際に私は、荷物を軽くしたいときはこちらを使用しています。
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SIM・eSIM

タシケント国際空港や街中では旅行者向けのSIMカードを購入できます。また、日本で事前にeSIMを準備しておくと、到着後すぐにインターネットを利用できるので便利です。

Yandex Goなどの配車アプリを利用する予定なら、到着直後からインターネットが使える状態にしておくと安心です。
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治安

ウズベキスタンは中央アジアの中でも比較的治安が良い国とされています。ただし、夜遅い時間の一人歩きやスリなど、海外旅行で基本的な防犯対策は心掛けましょう。

また、今回の旅では防犯対策として、スキミング防止と背面隠しポケットがついたボディバッグを使いました。バザールなど、人混みの中でも安心感があり、貴重品も安全に持ち運べて大正解でした。
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水道水

水道水をそのまま飲めません。ミネラルウォーターを購入するのがおすすめです。

🌟お店では炭酸水かどうか見極めるために、以下の表示を覚えておくと便利です。

・GAZLANMAGAN:炭酸なし
・GAZLANGAN:炭酸入り

ウズベキスタン旅行の準備に

私は旅行前に、ガイドブックを必ず読んでから行きたいタイプです。
ウズベキスタンを訪れる前に読んで、観光スポットだけでなく、現地の情報や地図を全体的に確認していました。
荷物を増やさずに、現地でも読みたい場合は、Kindle版も便利です。
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まとめ

ウズベキスタンは、美しいイスラム建築やシルクロードの歴史を感じられる魅力あふれる国です。

初めて訪れるなら、タシケント → ヒヴァ → ブハラ → サマルカンドの順で、4都市を9〜10日ほどかけて巡るルートがおすすめです。

▶ 実際に9泊10日で4都市を巡る場合のルートや日ごとの過ごし方は、「ウズベキスタン旅行モデルコース|9泊10日で4都市を巡るおすすめルート」で詳しく紹介しています。

各都市の記事では、観光情報や実際に泊まってよかった宿泊先やローカルグルメを紹介しています。これからウズベキスタン旅行を計画している方は、ぜひあわせて参考にしてみてください。

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